トヨタC-HR(CHR)のデザイン

トヨタC-HR(CHR)のデザイン

トヨタC-HR(CHR)は、特徴的なデザインを採用した車ですが、自動車のデザインには保安基準が影響を与えています。これは、『道路運送車両の保安基準』として、旧運輸省によって定められたものです。(参照:道路運送車両の保安基準「昭和二十六年七月二十八日運輸省令第六十七号」

 

この規定の中に、「回転部分の突出禁止規定」があります。「回転部分」とは、ホイールとタイヤのことを示していて、ホイールとタイヤがフェンダーからハミ出すことが禁止されていて、タイヤが収まるホイールアーチの後端部分に装着されたホイールガード(タイヤをカバーするように取り付けられる樹脂製の小さなパーツ)装着の根拠となっていました。このため、通称「ホイールガード要件」などと呼ばれます。

 

最近は輸入車を中心に、ボディの後方を左右方向から絞り込んだデザインが増えてきていて、ホイールガードを取り付ける車種も多くなってきています。日本車でもトヨタC-HRは、ボディ後方の絞り込みが大きいので、「ホイールガード要件」を満たす目的でホイールアーチの後端に魚の背ビレのような突起を装着したということです。

 

保安基準の一部改正

ところが、2017年6月22日に保安基準の一部が改正され、自由度が広がりました。具体的には、車両の「回転部分の突出禁止規定の見直し」と「排気管の開口方向要件の廃止」です。

 

「回転部分の突出禁止規定の見直し」

「回転部分の突出禁止規定の見直し」によって、今後はトヨタC-HRに見られるようなデザイン処理を施したり、ホイールガードを取り付ける必要が薄れることが予想されます。トヨタC-HRは、次のマイナーチェンジでこの部分のデザインを変更してくるかもしれないですね。

 

国土交通省によると「ホイールガード要件」を見直した理由は、国際協調に基づいているということです。日本は1958年に「国連の車両・装置等の型式認定相互承認協定」に加盟し、1999年には「国連の車両等の世界技術規則協定」にも加盟しているのですが、海外で販売されるクルマや輸入車と足並みをそろえることも視野に入れ、「回転部分の突出禁止規定の見直し」を行ったということです。

 

「排気管の開口方向要件の廃止」

「排気管の開口方向要件の廃止」については、従来のマフラーは、後ろ向きと下向きに限られ(上向きは必然性が乏しい状況でした)、左向きと右向きは不可とされていました。マフラーを上から見た時の角度(傾き方)も、車両の前後方向に対して30度以下に制限されていました。

 

これが今回の改正を経て開口方向の要件が廃止されたので、左右に向けることも可能になったわけです。

 

国土交通省によると、最近は排出ガス規制の影響もあってクルマの排出ガスがクリーンになっており、マフラーを左側に向けて装着しても歩行者に迷惑をかけるような不都合はなくなったから廃止したということです。つまり安全や公害の観点から、横向きを規制する根拠が消滅したので、マフラーの開口方向を定める必要がなくなったということですね。

 

トヨタC-HR(CHR)のデザインも変わる?

トヨタC-HRがさすがにマフラーを左右に出すことは無いと思いますが、「ホイールガード要件」の見直しは影響を与えそうですね。

 

その車の本来のデザインに仕上げることができるので、主にリアビューの魅力は高まることが予想されます。フェンダーのホイールアーチからタイヤが大きくハミ出すような危険を伴うデザインは、従来と同様に違法ですが、ホイールガードの装着には手間を含めてコストを要するので、少額ですがコストダウンにも繋がることが期待できます。

 

新車販売されたばかりのトヨタC-HRですが、先々のマイナーチェンジ時にどう変わるっていくのかも楽しみに見守りたいものです。

 

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